パソコンのマザーボード

 パソコンには、「マザーボード」と呼ばれる基板があります。マザーボードは、CPUやメモリなどパーツを取り付けるための中心となるものです。電気配線が付けられているので、マザーボードに各パーツを取り付けてできたものがパソコン本体ということになります。このマザーボードがあってこそのパソコンですので、このページではパソコンのマザーボードについて詳しくご説明したいと思います。

マザーボードの性能について

 マザーボードは、パソコン本体と呼べるものです。とはいえ、CPUのように種類によって性能が高くなるというようなものではありません。マザーボードの性能というのは、「拡張性」が影響してきます。右の図のように、マザーボードというのは複雑な形状をしています。見ただけではどこにどの部分を取り付ければ分かりませんが、基本的に取り付けで気にするところは各パーツに差し込むことができるかどうかの取り付け口だけです。その取り付け口が、どれだけ多くあり、またどれだけ各パーツに対応しているかがマザーボードの性能といえるでしょう。どれだけ高いCPUでも、どれだけ大容量のメモリであっても、マザーボードがそれに対応していなければ取り付けることができません。逆にいえば、性能の高いマザーボードであれば、あらゆるパーツを取り付ける可能性が高くなるということです。マザーボードの性能を知ることで、取り付け可能なパーツやパーツの増設方法などが少し分かってくるかもしれませんので、どうぞ参考にしてください。

■FSB・メモリーバス

 FSBは、マザーボードのクロック数のことで「フロントサイドバス」の略です。CPUでもそうでしたが、このクロック数が高いほどデータのやり取りがスムーズに行えるので高性能になります。FSBは「ベースクロック」とも呼ばれていて、パソコンの基本スピードをこのクロック数で表示しているということになります。このFSBはCPUにも搭載されていて、マザーボードのFSBと合っていなければ取り付けることができません。もし合っていなければ、マザーボードは正常に起動しないと思います。
 最近ではメモリも別にFSBがあります。メモリのFSBは「メモリーバス」といってこれもマザーボードと対応しているので、選ぶときはよく規格を見てから購入するようにしましょう。もし、自分のパソコンの性能を上げるためにCPUやメモリを増設するなら、まずはマザーボードに対応したFSBやメモリーバスを確認して購入するようにしましょう。

■メモリスロット

 メモリスロットは、マザーボードにメモリを取り付けるためのスロットです。メモリはマザーボードに対して複数取り付けることが可能なのですが、それはマザーボードにいくつのメモリスロットがあるかによってかわってきます。マザーボードが対応できるメモリの上限も決まっているので、多くつければいいというわけではありません。また、メモリの種類によっても取り付けることができず、Windowsのバージョンによっても制限がありますので注意してください。最近では、2枚セットで使うメモリもあって、2枚使うことにより処理を分散させてデータの高速化を実現した「デュアルチャンネル」といった機能が搭載されているマザーボードもあります。デュアルチャンネルを使う場合は、2枚のメモリを指定の位置にセットしなければ使うことができません。マザーボードには、メモリスロットが4つ付いているものがありますので、デュアルチャンネルを使う場合はよく説明書を見て取り付けを行いましょう。

■CPUソケット

 CPUソケットは、CPUをマザーボードに取り付けるためのソケットです。規格によってさまざまな種類の形状がありますので、その形状に合ったCPUしか取り付けることができません。インテル社やAMD社のように会社が違えば当然ソケットの形状も違いますので、CPUを取り付ける場合は注意しましょう。同じ会社でも、古いものだと形状が違う場合がありますので、そこもきちんと確認が必要です。最新で高性能のCPUと、それに対応したソケットを持つマザーボードを選ぶことで高性能パソコンを作り上げることができます。

Copyright (C) 2008 パソコンアプリケーション. All Rights Reserved.